平成16年12月18日

無線ICタグを活用し個体管理を実施
鹿児島黒豚で特定JAS認定を取得しました

 伊藤ハム株式会社(社長:伊藤正視、本社:兵庫県西宮市)の100%子会社であるサンキョーミート株式会社(社長:佐藤新吉、本社:鹿児島県曽於郡有明町)は、RFID(無線ICタグ)技術を利用した豚個体生産履歴管理システムを活用し、「生産情報公表豚肉JAS規格」(特定JAS)認定を12月3日に取得しました。この無線ICタグを利用して情報を管理する手法での特定JAS認定は、国内で初となります。サンキョーミートは、生産情報公表牛肉JAS規格認定も取得しており、同一の施設において牛肉・豚肉の生産情報公表JASにおける認定生産行程管理者・認定小分け業者の認証を取得したことも国内で初となります。
 今回導入したのはサンキョーミート・ファーム事業ユニットであり、「鹿児島黒豚」の生産を対象とし、11月に当農場にシステムを実地導入しました。RFIDシステムによる生産管理とは、黒豚1頭ごとに耳にICタグ(以下IC耳標)を取り付け、給与される餌の種類や、予防、治療履歴、移動など処置を施すそのつどIC耳標を読み取り、黒豚個体についての情報を1頭ごとに管理するものです。この情報は「特定JAS」に定められた規格に則っており、生産過程における情報を個体単位で管理することで、黒豚肉に対する安全性をより確実なものとし、お客様に安心して商品を購入していただく仕組みを構築します。今後は既に牛肉で実施している「伊藤ハム 安全・安心システム」を鹿児島黒豚にも応用するべく、システムを拡張していく予定です。
 今回、このIC耳標を活用した「特定JAS認定」を取得するにあたり、RFID関連商品につきましては、丸紅株式会社情報産業部門RFIDプロジェクト部(部長:山崎信一郎)開発の専用IC耳標(直径32mm、厚さ3.5mm、重さ3.8g)とハンディリーダー(独FEIG社製、読み取り距離20cm前後)を、またデータ管理アプリケーションとしまして、日清丸紅飼料株式会社(社長:福嶋宣)が販売している豚トレーサビリティシステム「豚歴」を個体管理用に改良した「豚歴 (ICタグ対応版)」との組み合せでの運用を行っております。採用の基準としては、IC耳標は厳しい使用環境下における耐久性をクリアし、かつ、軽量であることで豚へのストレス・感染症を極力回避できること、また「豚歴」については、全国の農場に導入されている実績と信頼性を評価したものです。

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